原付バイクの出張タイヤ交換


「ニシムラモータース」でも、依頼件数ナンバー1の、タイヤトラブル。
中でも大半を占めるのが、パンクです。

このパンクを含めた、タイヤトラブルを少し詳しく掘り下げてみましょう。

知ってるようで知らない原付のパンクが多い理由

 

原付のパンク

スクーターを乗車中のパンク・・・ とても困りますよね・・・

「どうして自分のバイクはパンクばかりしているのかな・・・?」

と思ったコトはないでしょうか。

そして、そう思っているユーザーの方、解決致します。

 

 

スクーターはリア荷重

スクータータイプの場合、前輪タイヤに比べ、後輪タイヤにかかる荷重は、全重量の 80% とも言われております。

スクーターはリア荷重

60キロの車体に、60キロの人間が乗った場合、 合計120キロになります。

その80%・・・すなわち、90キロ超 が、あんな細っこいタイヤに荷重がかかっているかと思うと、パンク の頻繁さにも、うなずけますね。

 

弱者ゆえの理由

原付と言えば、エンジン付き車両の中では、一番の弱者とも言えます。
そんなクルマが飛び交う道路上。

「幹線道路を走る際に、原付でドコを走りますか?」

道路上の原付バイクの走る軌道

おそらく、一番左の車線の、しかも、左端 を走るユーザーの方が多いのではないでしょうか。
道路の左車線の左端を、今度、じっくり見て観察して下さい。

様々なゴミ が落ちているコトに気づきます。

砂や石、ビニール袋や吸殻、そして、ピンやら針金やら釘やビス です。
そこを走る原付のタイヤはパンクしない方が不思議なぐらいです。

 

回転数の違い

よく新聞配達で使うスーパーカブを見たコトがあるでしょうか?
毎日毎日配達で酷使するのに、あの原付バイク達は、あんまりパンクしません。

「なぜ、あれだけ走るスーパーカブはパンクしにくいのか?」

スクーターとカブの車輪の比較

まず、自分の原付バイクと、配達に使うスーパーカブの タイヤの大きさ を比べて見て下さい。
明らかに、車輪がデカいコトに気づくでしょう。

おそらく、今、お客様が乗られているスクーターの車輪は、10インチ の大きさでしょう。
それに対して、スーパーカブは、14インチもしくは、17インチです。

勘のイイ方ならわかりますね。

タイヤが小さいほどいっぱい回る と言うコトになるわけです。

スーパーカブが10回転するトコロを、スクーターは20回転しなくてはイケないので、その分摩耗とパンクの確率が上がるわけです。

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